アメリカで妊娠したかも?日本とは、言語や文化だけでなく医療システムまでもが違う異国の地での妊娠・出産は誰しも不安になるものです。
今回は、私自身の経験を元に、アメリカで妊娠したかも?っと思ったらまず押さえておきたい3つのポイントについて詳しく説明します!
妊娠検査薬を使って妊娠の確認
生理が遅れているな、妊娠したかも!と思ったらまず妊娠検査薬を使ってチェックしましょう。大体の妊娠検査薬は生理予定日、もしくは生理予定日より1週間後から検査が可能です。近くのファーマシー(CVS, Walgreens, RiteAid)や、Amazonでも購入可能です。
妊娠したかもと思ったらすぐに病院に行きたくなる人も多いと思いますが、アメリカの病院の場合、6-9週目にやっと初診の予約を取ってくれるところがほとんどです。
私の場合は、もともと生理不順だったことと、妊娠するなんて全く想像もしていなかったので最後の生理から8週間後にやっと妊娠検査薬をしました。陽性が判明するまで生物も食べまくり、お酒も飲みまくっていたので、今となってはもっと早く検査するべきだったと後悔しています。
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ハッピーアワーで生牡蠣を食べまくり、バースデーパーティーでテキーラショットもしてたよね…
また、検査で陽性が出た時点で、生物やお酒をやめることはもちろん、Prenatal(主に葉酸など)のサプリを飲み始めることをおすすめします。赤ちゃんの発育や、妊娠中に必要なビタミンなどは、できる限り早い段階から飲み出すことに越したことはありません。私は、何も知らずに初診でドクターに言われるまで飲み始めませんでしたが、その後妊娠した友人などには、すぐに飲み始めるように言っています。
ちなみに私がドクターにおすすめされたのは、Nature MadeブランドのPrenatal Multi+DHAというサプリです。CVSやAmazon、どこでも購入できます。
保険の見直し
次に大事なのが保険プランの見直しです。自分の入っている保険が妊娠・出産にかかる医療費をどのくらいカバーしてくれるのか、また、保険を持っていない場合は自分の入れる保険の確認がとても大事になってきます。
勤めている会社などの保険に加入している場合、プランの変更は1年に1回までなど規制があるかと思いますが、保険会社によっては、結婚・妊娠などのライフチェンジが発生した場合、そこから数ヶ月以内はプラン変更が可能な場合があります。あまりカバレッジが良くない保険の場合は、保険会社の担当の方に相談してみてください。
また、学生さんで所得がない、所得が低い方はMedicaid(州によって呼び方は異なる)を利用できます。病院やドクターの選択肢は少ないですが、ほぼ無料で妊娠から出産までカバーされるシステムです。私の知人で、このシステムを利用して出産する為に、所得がないと見せるためにわざと入籍を遅らせた、という人も何人かいます。
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ちょっと不公平な気もするけど…
私は元々勤めている会社の保険に入っていたので、そのままその保険を利用しました。ニューヨークにお住まいの方で保険について質問や相談がある方は、Jassiという日米ソーシャルサービスに電話して日本語で無料相談ができます!保険のスペシャリストが相談に乗ってくださって、必要に応じて保険の料金を調べてくれたり、保険の加入の仕方なども丁寧に教えてくださいます。
Jassiのホームページはこちら
医療費がとても高いことで有名なアメリカ。妊娠・出産にかかる費用も莫大です!保険なしで緊急帝王切開などになった場合1000万円を超えることも...!そんなことにならない為に、初めからしっかり下調べをして、医療費の事が余計なストレスにならないようにしましょう。
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1000万円も…!? 医療費をなるべく抑えて、その分良いベビーカーとか買った方がいいよね!
自分の保険が使える病院探し・初診予約
保険の確認が終わったらいよいよ病院探しです。保険のin-network providerから病院を探しましょう。自分の保険会社に電話して直接問い合わせたり、保険のウェブサイトからも探せます。
私の場合は、保険のウェブサイトからレビューの高いドクターを選び初診の予約をしました。私が、ドクターをリサーチした時に重点を置いたのは次の2つです。
- 女医さんであること
- 帝王切開率が低いこと
26歳になって初めて産婦人科へ行って、子宮頸がんの検査を受けたっきり、産婦人科とは無縁だった私にとって、婦人科はまだまだ“怖い場所“だったので優しそうな女性ドクターを希望しました。また、無痛分娩が主流のアメリカですが、4人に1人は帝王切開になると言われています。それはアメリカが起訴社会で、病院ができる限りトラブルを回避するためらしいのですが、入院期間も短い(帝王切開でも4-5 日間のみ)のでなるべく帝王切開にならないように、経膣分娩を推進しているドクターを選びました。
アメリカでは、大きな病院に所属したドクターが個々にオフィスを構えている場合が多く、私はMount Sinai所属で、Midtownにオフィスがあるドクターでしたので、初診を含む、毎月の検診はMidtownのドクターのオフィスに通い、Mount Sinaiへ行くのは出産時のみです。
Mount Sinaiを選んだ理由は、アメリカで有名な大きな病院だったから。キャリア志向の女性が多いニューヨークで、当時、私の周りに私より先に妊娠した人がいなくて、病院を紹介してもらえる人もいなかったので、なるべく有名で設備の整った大きな病院を選びました。
ニューヨークには有名な日本人の産婦人科医、NYU所属のDr. AnzaiとColumbia所属のDr. Tokiwaがいるのですが、残念ながら私の保険はNYUには使えず、Columbiaは使えたのですが、先生が人気過ぎて4ヶ月後の予約しか取れず、日本人ドクターは断念しました。
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次は絶対日本人ドクターのところで産みたいな〜
後から聞いた話ですが、今予約が取れなくてもウェイトリストにのると、わりとすぐに予約が取れるそうです。
初診の予約を取る
病院・ドクターを選んだらいよいよ初診の予約をします。予約は通常電話で行われます。その際に必要な情報をざっくりご紹介します。
- 名前・生年月日・住所(zip code)
- 電話番号
- 保険情報
- 最後に来た生理の開始日
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アメリカでは最後に来た生理の開始日を妊娠1日目って数えるんだよ。
病院によって多少異なるかもしれませんが、電話で聞かれるのはこの程度の情報です。英語が不安な方は、あらかじめスムーズに受け答えができるように準備しておくことをおすすめします。
まとめ
今回は、異国の地、アメリカで妊娠したかも?っと思ったら押さえたい3つのポイントについてご紹介しました。初診から毎月の検診の流れなど、詳しい検査内容、実際にかかった費用なども含め、これから詳しくアップしていきたいと思います!
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