無痛分娩は無痛ではない? アメリカでの出産体験パート2

妊娠・出産

パート1では、計画無痛分娩のはずが、先に陣痛が始まってしまったところまでお話しました!パート1をまだ読んでいない方は、こちらから読んでみてください。

パート2では、ついに病院へ向かい出産に至るまでを赤裸々に記事にしていきたいと思います。

ついに始まった陣痛

パート1で書いたように、とっても痛みに弱い私は、当初、陣痛が始まる前に無痛の麻酔を打ち、麻酔が効き始めてから促進剤を入れて出産する計画無痛分娩の予定でした。しかし、計画分娩の為に入院する予定だった日の前日、まさに私の出産予定日の夜に陣痛が始まってしまったのです!

明け方4時ごろに、しばらく続いていた腹痛が陣痛と気づいた私は、母と旦那さんを起こしました。

しかし!母は、何だか寝ぼけていた感じで、旦那さんは間隔が5分くらいになったら病院に電話しよう!と言いながら、また夢の中へ…おいおい!と思いながらも、病院からも「4分間隔の陣痛が1時間続いたら電話してね〜」と言われていたし、あまり早く病院に行きすぎても家に帰されることがあると聞いていたので、とりあえず間隔を測りつつ様子をみていました。

陣痛の痛み

痛みに弱かった私ですが、みんなから『陣痛は、本当に痛いから!鼻からスイカ!人生で1番痛い!』と聞いていたので、まだまだこれからもっと痛くなるんだ、と意気込めるほどの余裕があり、これは時間かかるな〜と思っていました。

陣痛は、確かに痛いです!でも、痛みも長くて1分ほど、そのうちピークの痛みは20秒ほどなので、人にもよると思いますが、全然耐えられます。『痛ーーーーーい!』と叫んでれば、すぐにピークが過ぎ去るので。

痛みを表現するのは難しいですが…たまに机の角などで小指をぶつけたりするとすごーく痛いですよね?でも痛いのは一瞬ですよね?一瞬だけど、痛みはとても強烈ですよね!

陣痛は、また違った種類の痛みですが、痛みを一瞬にすると、私的には、机の角の方が痛いです(笑)ただ、陣痛の方がズーンとした重い痛みで、長く続き、いつまで続くのか分からないといった辛さがあります。

これを友人に話すと、「Mimiちゃんって怖がりなだけで、本当は痛みに強いんじゃないの?」って言われますが…共感してくれる人いないかなぁ?

突然!痛みの種類が変わった?

10分間隔の陣痛に耐えながら、朝6時になった頃。ちらほら7分間隔になりつつ気づいた私…なんか痛みの種類変わった?

今までは、下腹部中心が重だるい感じで痛かったのですが、何だかお腹は痛くない?どちらかと言うとお尻の方が痛い!痛いというか、息みたい!という感覚に変わってきました。

そしてこれがものすごーく辛かった…例えるなら、鼻からスイカとかではなく、お尻から体内の全ての内臓が一気に出てきそうな、そんな感じ。

そして、そこからはお腹の痛みはあまり感じず、陣痛が来るたびに「お尻〜!!!」と叫びたくなるような、痛みというか圧というか、本当に辛かったです。あまりの圧に、母にペットボトルで陣痛がくる度に、お尻を力一杯押さえて貰っていました(笑)

そして、トイレに行くと、生理並みの出血が!

これはさすがにマズいと思い、まだ7分間隔でしたが、旦那さんに病院に電話をしてもらいました。

するとすんなり「今から来てもいいわよ!」と承諾を貰い、病院へ向かうことにしました。

まだ7分間隔だし、まだまだと思った旦那さん、ここでシャワーを浴び出すという…

いざ、病院へ!

ようやく病院へ向かいます!

車の中でも、私はペットボトルの上に座り、度々くる圧と戦いました。そして、その頃には間隔も5〜7分に!

一度も出産する病院へ行ったことがない私たち。なんとここで道を間違えます(笑)そして、違う場所に車を停めてしまい、通勤ラッシュの人通りの多いマンハッタンを1ブロック歩くことに…陣痛の度に止まり、壁に手をつき、人々の視線を感じながら見えたのは、エマージェンシーの入り口!

本当は、正面玄関から入って本人確認と手続きをしなくてはいけなかったのですが、私の無様な姿を見兼ねたセキュリティの方が、エマージェンシーの入り口から通してくれて、車椅子も持ってきてくれました。

無痛できないかも?まさかの事態

やっとの思いで病院へ着き、まずはTriage(トリアージ)と呼ばれる部屋へ通されて服を着替えました。そして子宮口のチェックとエコーで赤ちゃんの状態を確認をします。

何とここで初めてのガチの子宮口チェックです。子宮口チェックさえも怖かった私…本来なら、子宮口をチェックする前に麻酔を打つはずでした。

そして、「7.5cm開いてるわ!危なかったわね!

初めての子宮口チェックに叫びながら、えぇぇぇぇ!!7cmも!?となった私。すかさず無痛の麻酔、通称【エピ】をお願いしましたが、通常、体の状態を知るための血液検査の結果を待ち、エピを打った時の急な血圧上昇などを抑えるための点滴を一本打ち終わらないと麻酔が打てないということが判明しました。

そして、人生初めての点滴の針を入れられながら、ナースが一言、「エピ、間に合わないかもしれない。

点滴がポトポトとゆっくり落ちていくのを横目に、私は半泣きでエピをお願いしました。

そして、私の代わりに、書類にサインをしてくれていた旦那さん、やっと登場!!

子宮口が思ったより早く開きすぎていて、麻酔が打てないかもしれないことを伝えると、もっと早く病院に電話しなかったことを謝ってきました(笑)

病院に言われた通りに、4分間隔になるまで家で待機していたらどうなっていたのか…

 

次は、いよいよ出産、ベイビー誕生です!パート3に続きます。

 

 

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