【1st Trimester】アメリカでの妊娠健診 1st Trimester Screening? 初期胎児ドックについて

妊娠・出産

前回は、アメリカでの妊娠健診の初診について、検査内容やかかった料金などについて詳しく記事にしました。アメリカでの初診についてはこちらこちらから。

今回は、前回の初診の際に、次の定期検診とは別に予約するようにドクターから言われた1st Trimester Screeningについて書きたいと思います!

1st Trimester Screeningとは?

1st Trimester Screeningとは、妊娠9〜13週の間に行われる初期胎児ドックです。胎児の染色体異常の可能性を早期発見できる検査で、ウルトラサウンド(エコー検査)と血液検査が行われます。

ここでのエコー検査は、前回の経膣エコーではなく、お腹の上から行われ、胎児の首の厚みを測りダウン症の可能性を調べるNT検査も実施されます。血液検査では、その他の主な染色体異常の可能性の他に、任意で性別も判定できます。

エコー検査の過程で、男だね〜女だね〜って言われると思っていたので、12週という早い段階で、しかも血液検査で性別が判明するなんてすごいよね!

この検査は、病院によっては任意のところや、35歳以上の高齢出産の場合だけに受けるように言われるところもあるようですが、私の病院は任意ではなく、妊娠したら全員が受けるようになっていました。

また、いつもの健診で通っている、担当のドクターのいるミッドタウンのオフィスではなく、ドクターから紹介状をもらってコリアタウンにあるエコーの専門医がいる病院での検査でした。

ちなみに、妊娠初期から中期にかけて、約1ヶ月間隔で3回行われるエコー検査は全てこのコリアタウンにある病院で行われました。検査結果などは、このエコー専門の病院から直接担当のドクターにレポートが送られます。

検査後のコリアタウンでのランチが密かな楽しみ〜!

コロナ禍真っ只中でしたが、この病院でも1人までの付き添いが可能でした。(2022年1月現在)

検査内容

病院に着いたらまず、検査内容の確認と簡単な問診表への記入があります。書類にサインをして病室へと通されました。

イスのようなベットに横たわり、お腹を出してズボンとパンツをお腹の下まで下ろすように言われます。服にジェルが付かないように、紙でできたカバーのようなものをパンツとお腹の間に挟んで準備間了です!

冷たいジェルを塗って、お腹の上からエコーで胎児の様子を見ます。横になった私からも丁度いい目線の、壁の高いところにモニターがあり、胎児の様子を見ることができます。

ちなみに、終わった後にジェルでベタベタになったお腹を拭いてくれたり、ティッシュを差し伸べてくれたりは全くありません(笑)

前回の初診(私の場合は7週目)の時にエコーで見た赤ちゃんより更に人間らしくなっていて感動しました!30分ほどかけてじっくり胎児の臓器や手足、大きさや重さなどを調べていきます。この際に、後ほど専門医に見せるエコー写真も沢山撮られるのですが、人間らしい分かりやすい写真を帰りに数枚もらえました。

エコーが終わると胎児の様子や大きさ、首の厚みなどの測定結果を専門医の方に診て貰うために、数分待ちます。数分後、エコーを撮ってくれたナースとは別の専門医の方が病室に来て、検査結果の簡単な説明と質問があれば対応してくださいました。

特に問題はないということで一安心!

血液検査

帰る前に、その他の染色体異常の可能性と性別を調べる為に血液を採取します。

今回は、腕から試験管2本分と指からの血液採取もありました。ペンのような棒の先端に針がついていて、指に押し当ててボタンを押すと針が出て指先に傷をつけて血液を出します。この際、結構指先を絞られます(笑)

この時、性別を知りたいか確認されて、知りたいと答えると、全ての検査結果と一緒に性別も判定できるようです。ベイビーシャワーやジェンダーリビール(性別を発表するパーティー)などを計画している方は、性別を紙に書いて封筒に入れてくれたりなどの対応をしてくれるようです。

4週間後の予約を取るように言われて、今回の検査は終了です。

検査結果

全ての検査結果は、検査から大体1週間でEメールにて届きました。また私の病院の場合は、専用のアプリがあって、そこでも結果を確認できます。

この時に性別も判明します!

ちなみに、このスクリーニングは可能性を調べるためのもので、100%を証明するものではありません。より正確な結果を求める場合やこのスクリーニングで異常が見られた場合には、羊水検査などの更なる検査を勧められます。

私は、全ての項目に置いてlow riskでしたので、特に追加の検査はありませんでした。

気になる診察費用は?

今回のスクリーニング検査にかかった費用は約$780で、保険が効いての自己負担額は、$175でした。

エコーは高いと聞いていたので、請求が怖かったですが、予想より低めの請求で安心しました。しかし、今回採った血液をLabに送って染色体異常の可能性や性別を調べる検査に対する費用は、そのLabから直接請求証が送られてくるため、この請求額には含まれていませんでした。

後日、別に請求証が送られてきたのですが、この血液検査にかかった費用はなんと、、、$4090でした!保険が全てカバーしてくれたので自己負担額は$0でしたが、保険がないと40万以上の請求が来るようです。本当に凄いアメリカ…と改めて思わされました。

まとめ

今回は、妊娠9〜13週の間に行われる1st Trimester Screening(胎児ドック)について詳しく記事にしました。定期検診の内容やこの後2回行われたウルトラサウンド(エコー検査)についてもこれから詳しく記事にしていきます!

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