【最新版】付き添いなし??コロナ中の妊娠健診 初診編

妊娠・出産

前回の記事で妊娠したら押さえるべき3つのポイントをご紹介しました!まだそちらを読んでいない方はこちらから。

今回は、無事に病院・ドクター選びが終わり、初診(first visit)の予約が取れた方向けにアメリカでの初診で行われる検査内容と私が実際にかかった費用についてお話ししたいと思います。

実際にかかった費用まで赤裸々に紹介!

コロナ禍での妊娠検診

私が初診を受けた当時もコロナ真っ只中の時期でした。日本では、出産時でも付き添いができない病院があると聞いてとても不安になったのを覚えています。

初めての出産で、陣痛から全て1人きりで耐えなければいけなかったという話も…!

幸い、ニューヨーク州にあるほとんどの病院では、毎回の検診でも付き添いの人が一緒に病室まで入ることができます。私も初診は旦那さんに付き添ってもらって病院へ行きました。(オミクロン株が流行りに流行っている2022年1月現在もワクチン証明を見せることで1人までの付き添いが可能です。)

もちろん出産時も家族の付き添いが可能です。その際に、ワクチン証明に加え、PCR検査も実施されます。

お住まいの州や病院によってルールが異なる場合があります。

病院に着いてから検査までの流れ

病院によっては、数日前や前日に予約確認の電話やメールが届きます。私の病院の場合、初診の日は予約時間の30分前に来るように言われました。

アメリカの病院は待たされることが多いので、時間に余裕を持って行こう!

まず受付で自分の名前を言って、身分証明証(免許証やパスポート)と保険情報の提示を求められました。その後、書類を数枚もらい記入します。書類内容は、自分の個人情報、家族の病歴(糖尿病や高血圧など)、簡単な問診などシンプルなものでした。

英語に自信がない方は通訳を付けることも可能みたいですので、あらかじめ予約時に病院に問い合わせておくと安心です!

いよいよドクター登場!

しばらくすると、ナースに名前を呼ばれて尿検査のためのカップを渡されます。ちなみに尿検査は、その後の検診のたびに行われました。その後、病室に案内され、エプロンのような服に着替えて待つように言われます。

数分後、再びナース登場で体重と血圧を測り、簡単な質問を何問か聞かれます。

  • 生理が最後に来た日はいつ?
  • 家族に病歴はある?
  • 最後に子宮頸がんの検査をしたのはいつ?

などなどの質問に答えてナースが情報をパソコンに入れていきます。そしてまたしばらく待つように言われます。

数分後、やっとドクター登場!

待ってました〜!初めてのご対面だったけど丁寧で優しくて良い感じ!

初めまして〜のあいさつの後、内診と子宮頸がんの検査(pap smear test)が行われます。日本の産婦人科のように、下半身を隠すようなカーテンもなく、歯医者さんの椅子のようなものに横になり、そのままガバっと足を広げられました…

内診は初めてでしたが、先生が指を入れてお腹を押しながら痛みはないかなどのチェックですぐに終わりました。子宮頸がんの検査も出血することがあるなどと聞いていましたが、特に出血や痛みもありませんでした。

その後、エコー(ultrasound)で妊娠の確認をします。私の場合は経膣エコーで細長い棒のようなエコーを膣内に入れて胎嚢などの確認をしました。その際に心拍の確認もできました。このエコーですが、痛みはないのですが、赤ちゃんがまだ小さいので、確認するために先生がエコーの棒をグリグリ動かします。初めての経験で顔が引きつってしまいました…笑

私は、生理周期的にはその時点で9週目だったのですが、生理が不順だったため、赤ちゃんのサイズと妊娠したと思われる日にちから7週目だと教えてもらいました。その時のエコー写真は帰る時に貰えました。

血液検査

エコー検査が終わり、もうそろそろ帰れるかな〜と思っていたら、血液を取るからナースが来るのを待っててと言われてまた待機。

ナースが来て、母体の様々なリスクを調べるための血液検査が行われました。この血液検査、結構な量の血液を抜かれます…私は血が苦手なのでしっかり見ていませんでしたが、多分5-6本分は採られたと思います。つわりでなかなか食べられていなかったので、その後はフラフラになって帰った覚えが…

フラフラになりながらの電車…きつかったなぁ…

この検査、病院によっては任意のところもあるみたいですが、ダウン症などの先天性の疾患のリスクなど200種類以上の病気の可能性を調べるものでした。Mount Sinaiでは、Sema4と呼ばれる検査を使っているらしく、今回私の検査で、何か一つでも異常が見られた場合は、旦那さんの唾液からその異常が出たものに関して調べるようです。私はどの項目にも引っ掛からなかったのですが、たくさんの項目で調べるため、1つや2つ引っかかるものがあるのは普通だと先生が教えてくれました。

カウンセリング

血液検査が終わった後、またドクターとのカウンセリングがあります。まず、ドクターから今後の大まかな流れ、出産予定日の確認、これから気をつけること(食べ物や運動など)についての説明がありました。その後、何か不安なことや質問があれば相談できます。

日本では妊娠中にお寿司やお刺身を気にせずに食べてる方もいると聞きましたが、私たちが日本人と知って”Absolutely No SUSHI!! Only California Roll!”(お寿司は絶対ダメよ!カリフォルニアロールなら良いわよ!)と念を押されました…笑

カリフォルニアロールはお寿司じゃないよ〜

また、生肉などに加えて、デリなどで売られているデリミート(ハム、サラミ、生ハム)が入ったサンドイッチやサラダ、加熱していないチーズなどの乳製品なども気をつけるように言われました。

帰る前に次回(4週間後)の予約と1st Trimester Screeningの予約をするように言われて、その日の検診は終わりました。

1st Trimester Screening(初期胎児ドック)については、また次回の記事で詳しく書きたいと思います。

気になる医療費は?

医療費は保険やプランによって様々だと思いますが、参考と記録のために、私がかかった大体の金額です。

私は、その当時、会社に入って1年目でしたし、何かあれば日本で治療しようと考えていたので、1番ベーシックで安い保険プランを利用していました。ちなみに1年間のDeductible(自己負担額)は$5000でその後は全てカバーされるというプランでした。

初診にかかった費用は、その日に支払いでなく、後から請求がきます。私たちに来た請求額は、Lab(血液検査)とFirst visit(診察)で約$2,660でした。ここから保険がきいて、実際の自己負担額は、約$660でした。

$660といったら、約7万円…保険プランの見直しは大切だね!

また別の記事で詳しく書きたいと思いますが、この請求額にSema4の検査料は含まれていません!後にびっくりする金額の請求書が届きます…

まとめ

今回は、アメリカでの妊娠健診の初診でやる大まかな検査内容と費用についてお伝えしました。州や病院によって、検査内容や検査のタイミングなどが違う場合もありますので、あくまでも私の実体験として参考にしてください。

初診でドクターがちょっと合わないなと思ったら変更することも可能ですので、ドクターのことを知るためにも、質問や相談などがあれば納得するまで聞いて、できるだけ初診でコミュニケーションをとってみる事をおすすめします!

また別の記事で、その後の毎月の検診の流れや内容なども書いていこうと思います。

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